音楽を究める社交ダンスをめざして
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社交ダンスと音楽について

社交ダンスを踊るために不可欠な音楽は、西洋音楽がベースになっています。それは社交ダンスがその発祥過程で、世界の様々なダンスを英国的テイストで抽出し、音楽もそれに合わせて西洋音楽のセンスで取り込んだ結果だと思います。西洋とは異なった文化で暮らしている私たち日本人は、とにかくまず真似ることから始まりました。確かにそれっぽく近づいては来ていますが、文化が育んだ感性は、なかなか真似ることができません。
私たち日本人は西洋音楽をどのように理解しているのだろうか。言語や生活風習から文化が生まれ育つものだとしたら、西洋とは異なった日本の文化の中で学び創りあげてきた西洋音楽は、西洋人のそれと果たして同一なのであろうか、どこまで理解して吸収できているのだろうか、といった疑問や不安が湧きます。
「Happy Birthday to You」は3拍子の曲ですが、日本人は5拍子か6拍子か2拍子もしくは拍子と関係なく歌います。
俳句や和歌のように抑揚なく歌うのが特徴です。いつからそう歌うようになったのでしょうか。
これは古い曲だと思われているかもしれませんが、著作権が自由に使えるようになったのは7年前のつい最近のことなのです。
西欧で通じる「Happy Birthday to You」を歌うには、楽譜に忠実に歌う必要があり、楽譜通り歌うためには、知らなければならない西洋音楽のルールがあります。そういったルールについて、言語・文化の異なる日本の生活環境で西洋音楽を教わった日本人が、陥りやすい誤解や勘違い、思い込みを改めて認識し、その上で西洋音楽を論理的に認識する方法を身に付けることが、ダンサーにとって必須ではないでしょうか。